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やってきた仕事の仕方がマネジメントに与える影響

2018.02.27(23:53) 1986

経営者やマネージャーは、その立場になる前に何らかの職能の仕事を経ています。

今社長をやっている人も、エンジニア出身の人もいれば、経理畑の人もいれば、営業出身の人も多いでしょう。

あるいは、飲食店の経営者だったら、皿洗いをしたり、料理をしたり、ホールの担当をしたりと、現場の仕事をしてからマネージャーや経営者になっていますよね。

そうやって、何らかの仕事をしてから管理的な立場や経営陣になるわけですが、そうした経営者の立場になったとしても、やってきた職能の価値観や考え方、仕事の仕方は、その後のマネジメントの仕方に大きく影響します。

例えば、営業で、それもイケイケドンドンで大雑把に成功してきた人は、経営者になって経営するときもイケイケドンドンで大雑把な経営をやってしまいます(笑)。

また、現場で何か問題があったら対処するような仕事をしていた人なら、経営者になっても、短期計画を立てることなく、起きた問題を日々に片付ける方式を取ってしまいます。

他に、人にモノを教える仕事や人事を仕事にしてきた人は、人を減点主義で見てマネジメントする人もいるかもしれません。

ただし、こうしたやってきた仕事の影響を受けるというのは、誰にでも当てはまることなのですね。

経営者になる人はラインやスタッフで成功している人ですから、その仕事(職能)での独特のやり方、進め方を持っています。普通は、そのやり方を経営になってもそのまま使うので、うまくいかないことが出てくるのです。


これを防ぐ方法は次の二つです。

一つは、自分がやってきた仕事の方法、思考パターン、仕事の仕方を振り返って、それが現在のマネジメントにミスマッチになっていないかを考えてみることです。


もう一つは、自分にない考え方の人をトップマネジメントの一員に置くことですね。役員として雇う余裕がなければ、非常勤役員でもいいですし、外部のコンサルタントでも良いでしょう。そして、この人には歯に衣着せぬ人を選ばなければなりません。

会社のことを思って、正しいと思うことを正直に言ってくれる人をメンバーに加えましょう。そうしなければ何の意味もありませんから。
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