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不作為の責任

2018.02.24(23:19) 1983

できないことは、することができません。しないことにおいて、成果をあげることはできません。

しかし、何かできるのにも関わらず、何もしなかったことには不作為の責任があります。


こんな小話があります。

20代でイギリスの首相になった小ピットという人がいます。この人は私生活でも清潔な方で、腐敗した時代にあって公正な人でした。

この小ピットが若くして亡くなり、天国の門をくぐろうとする時です。聖ペトロが「政治家であるお前がなぜ天国に入れると思うのか」と聞きます。

小ピットは、「賄賂も受け取らず、愛人も持たなかった」と答えました。

しかし、聖ペトロは、「しなかったことには興味はない。何をしたのか」を再び聞いたという話です。



経営コンサルタントでしたら、「このままだったら会社は大変なことになるだろう」と分かっているのに、社長に助言をせず、おべっかばっかり使っているのが当たるでしょう。

税理士だったら、こうしたら節税になるかもしれないのに、面倒だから会社に税金を払わせることにしていることが当てはまりますかね。

社会保険労務士だったら、労務問題があると分かっているのに、そのままにしておくことでしょうか。

政治家だったら、このままだったら日本がダメになると分かっているのに、票になることばかりを優先していることですかね。


こうした不作為の責任が発生しているところは、どこの社会にでも一杯あります。

見て見ぬふりをするのは、一番楽なんです。

でも、人生や仕事で、私たちは「何をしたか」が問われるのだと思います。





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