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近江商人の衰亡譚

2013.03.25(20:14) 1272

近江商人である二代目塚本定右衛門は、勝海舟の『氷川清話』に出てくる人物ですが、『続孝見(こうけん)録 草稿』という文書を残しています。

この文書は近江商人の衰亡譚なのですが、これは二代目塚本定右衛門が、商家の衰退と没落の事例を集めて、子孫を戒めんがためのものだったようです。

事例としては近江の商家16軒と大阪の商家1軒と書物から引用した3軒の例が書かれてあります。

なお、これらの内容については、下記の書籍を参考にしております。

近江商人学入門―CSRの源流「三方よし」 (淡海文庫 (31))近江商人学入門―CSRの源流「三方よし」 (淡海文庫 (31))
(2004/10)
末永 国紀

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共通しているのは、各家とも特別な外部環境に変化があったわけではなく、子孫が商売のことを考えず、遊びほうけて、お金を散財しているのが原因です。

まぁ、色欲、遊興、放蕩ですかね。

欲望を制御できなくなって、商家をつぶしてしまっています。

あるいは、後継人材の育成がうまくいかなかったという面もあるでしょうし、組織体制がうまく作れなかったという言い方もできるかもしれません。


なんにせよ、商売のことを考えずに、遊びにお金を使いまくっていたら、そら衰退しますよね。

こうしたことは「わかっちゃいるけど、やめられない」というものでしょうから、自戒の意味も込めて心に留めておきたいと思います。
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